末期がんの取り組みとしてのホスピスは、治癒が困難であると判断された患者さんが、よりよく生活をしていけることを目的としています。
ホスピスのもともとの意味は、宗教団体による巡礼者をもてなして宿泊してもらうための施設のことを指していました。
そのことからもわかるように、単に病院としての入院ではなく、いかによりよい人生を送っていくのかが考えられています。
ホスピスの多くは、宗教団体やそれに関係する病院が運営されることが多く、生活の質としての心のケアが重視されているでしょう。
何よりも、末期がんの患者さんがいかに生きていくのかを中心にしているというところが最大の特徴になっているのです。
終末医療ではあっても、いかに今を大切に生きていくかを、医師や看護婦、あるいは介護士がひとつのチームになって取り組んでいます。